補聴器のクリーニング方法が知りたいあなたへ(耳掛け型)補聴器のクリーニング方法
こんにちは!看板男のマエカワノブヒロです。
早速ですが、あなたに質問させてくださいね。
チェック項目 | 回答 | |
1 |
わたしの補聴器やイヤモールドは汚れていません。 |
はい・いいえ |
2 |
わたしの補聴器やイヤモールドからは嫌なニオイはしません。 |
はい・いいえ |
3 |
補聴器を耳につけたとき何かしら違和感を感じることはありません。 |
はい・いいえ |
4 |
補聴器やイヤモールドについている耳垢は少ない。 |
はい・いいえ |
5 |
補聴器やイヤモールドの正しいクリーニング方法を知っています。 |
はい・いいえ |
さて、「はい」を以下の判定表で判定してみましょう。
0〜2個 | これは大変だ!間違いなくこのページの記事は必須です |
---|---|
3〜4個 | もうちょっとですね!このページを読んで完璧にしましょう! |
5個 | 十分ですね!このページの記事はもう不要ですね! |
さて、あなたはいかがでしたか?
私もミミウォッシュを考案するまではこの質問の回答のすべてが「いいえ」でした。
たぶんあなたよりひどかったと思います。(笑)
「はい」が4個なかったあなたはここから先を十分に読む資格があります。
ちょっと長いですが、有意義な情報ですので、最後まで読みましょう。
ここでは耳の洗浄水ミミウォッシュを補聴器のクリーニングに使えるということで話をしていきます。
左の写真のイヤモールド(耳型)を見てください。
私が使っているものです。汚れがほとんど見えないないことに気づきませんか?実際に見せると多くの方が驚かれます。
2004年4月までは写真でお見せできないくらいに耳垢がいっぱい付着していたり、臭いニオイを放っていました。
現在は耳の洗浄水ミミウォッシュによってイヤモールドのクリーニングを行っていますが、写真の通り随分かわりました。
ここで書くことは一部の補聴器関係者に厳しい話です。
あなたはイヤモールドが汚いので「何かいい方法はないか?」と補聴器店に相談します。
親切に中性洗剤(台所用洗剤)を使って洗う事を説明する店があります。
「コップ1杯の水に中性洗剤を1滴入れて、イヤモールドを洗うといいですよ。」
何もしらないあなたは言われた通りに中性洗剤で洗います。
確かに見た目はキレイになります。
そのイヤモールドを耳につけます。そして、しばらくしてカユクなる可能性があります。
「キレイにしたのになんでだろう?」
「そうか、中性洗剤の量が足りないんだ」 あなたはさらに一生懸命洗おうとするでしょう。
人によっては中性洗剤を増やすかもしれません。しかし、変わらないばかりか、却ってカユくなります。
イヤモールドが変質する場合もあり、酷いときは医者のお世話になる事もあります。
「なんでだ?」あなたはそう思うでしょう。
実は私もそうでした。
中性洗剤(台所用洗剤)は合成界面活性剤が含まれています。
この洗剤をイヤモールドの洗浄に使うと、多くの方が耳がかゆくてたまらないという状態になります。それが1滴であっても、水でも100%落ちないので注意が必要です。
この事からイヤモールドを中性洗剤(台所用洗剤)で洗う事はすすめられません。
あるお子さんのお母様から相談があったのですが、洗えば洗うほど酷くなり、耳鼻科に行っても原因がわからなかったそうです。私がアドバイスしたところ、解決しました。
おそらくそのアドバイスした補聴器店はメーカーの方から聞いたとのことです。
この話が出るのは欧州系の補聴器メーカーですが、向こうでは水が硬水であることも一因だと思います。
この話はミミウォッシュを使うまで知らなかったという方からの話が多くありました。
残念なことに、この事を知らずに言う補聴器店はまだあります。私から言います。
「中性洗剤で掃除したらアカン!悪いことはいわん、やめとき」
「じゃあ他に方法があるの?」はい!あります!
実は耳の洗浄水「ミミウォッシュ」は耳だけではありません。補聴器のクリーニングにも使えます。
現在、ミミウォッシュを補聴器のクリーニングに導入したり、お客さまに補聴器のクリーニングにお勧めして喜ばれる補聴器店がじわじわと増えてきており、好評をいただいています。
真剣にお客様の事を考える補聴器店では既に販売しています。
耳の洗浄水ミミウォッシュは私が15年間困っていたことから誕生した商品ですが、科学的根拠に基づいて作られた商品です。
原材料には天然の鉱石である花崗岩を元に抽出、調合された「中酸性ミネラル水」を原材料として使っています。この「中酸性のミネラル水」は「中酸性」のため、イヤモールドを洗浄することにより、ニオイをおさえることができます。
また、「中酸性のミネラル水」には合成界面活性剤などの化学成分や有害成分は含まれていません。 これは 社団法人東京都食品衛生協会によって証明されています。
よく質問をいただきますが、ミミウォッシュの開発期間を含めて、イヤモールドのクリーニングに4年使ってきましたが、変色、変質することはありませんでした。
多くの方々からも「耳の洗浄水ミミウォッシュがいい!」と話をいただいています。
ミミウォッシュを扱っている補聴器店で、ミミウォッシュを使ったクリーニングを行っているお店もあるそうです。
また、単に店舗に置くだけではなく、自分で創意工夫して、お客様にお勧めしているお店も多くあります。
あるお店ではミミウォッシュを使ってお客さまの補聴器をクリーニングをしてあげた所、目の前でご覧になった方が非常に喜ばれてお買い上げになっているそうです。
以下の話をいただいています。
○イヤモールドの耳型をとる前に軽く汚れを拭くときに使える。
○残留成分を気にせず、補聴器のクリーニングに安心して使える。
○補聴器を1日中つけていて、疲れた耳をいたわることができる。
○子供さんが補聴器をつけられるようになった。
ミミウォッシュはどこの補聴器店でも売っているわけではありません。
ある補聴器店の方からいただいた話がうれしかったので、紹介させていただきます。
「お客様にミミウォッシュをお勧めして、あとで『よかったよ』と言われる事も多くなり、売る方もうれしくなります。」
今までのように「補聴器を売る」だけでいいのでしょうか?
お客様が補聴器を使う生活の質を高めるための工夫をお手伝いする。そのようにお客様の事を真剣に考える熱意のあるお店は自ら工夫して、お客様との対話の糸口にしようと、積極的に取り入れています。
私も補聴器を使うユーザーですので、価値を正しく理解できる販売店に扱ってもらいたいと考えています。
意外に思われるかもしれませんが、補聴器メーカーのホームページをも見ても、イヤーモールドのクリーニング方法については詳しくは記載されていません。何故でしょうか?当たり前すぎるのかもしれませんね。
補聴器のクリーニング方法については補聴器店でも教えているところとそうでない所があります。
こうした事から、補聴器のクリーニング方法を公開しました。